○鈴木伸一研究室の特徴

 当研究室はうつ病、不安障害、心身症,など、さまざまなストレス関連疾患の発症・維持・悪化に関与する諸要因の影響性を検討するとともに、ストレス関連障害の予防・治療・リハビリテーションに向けた認知行動的介入の方法論について議論する。具体的には、学習理論、行動理論、認知行動理論、ストレス理論などの諸理論を基盤として、心身障害の形成・維持・増悪のメカニズムを科学的検証法を駆使して解明していくことを目指します。
 また、研究の焦点としては、単に精神衛生上の問題のみを取り上げるのではなく、成人が抱えやすい生活上の問題や罹患しやすい身体疾患(心臓病,がん,およびその他の生活習慣病や各種慢性疾患など)の予防およびケアにも焦点を当てたトータル・ヘルス・プロモーションを目指した研究を行う。
 具体的には、研究室で行っている「うつ・不安のメカニズムに関する基礎研究グループ」「チーム医療を基盤としたメンタルケアシステムに関する医療研究グループ」、および「健康づくり・職場メンタルヘルスに関するストレス研究グループ」のプロジェクトに参画するとともに、各プロジェクトとリンクした個別の研究テーマを設定し、取り組んでいく。


○求めている人材
・職場のメンタルヘルスやメンタル不調者の復職支援のスペシャリストを目指すとともに、それに関する最先端研究を行い、トータルヘルスマネジメントを実現するために力を注いでいただける方

・総合病院における身体疾患患者のメンタルケア(リエゾン心理士)を目指すとともに、それに関する最先端研究を行い、日本の医療におけるメンタルケアシステムの構築、普及、発展に力を注いでいただける方

・うつ病や不安障害の認知行動科学特徴に関する最先端研究に取り組むとともに、それを基盤とした認知行動療法プログラムの開発を行い、研究者-実践家モデルを体現する真の認知行動療法家を志していただける方




○当研究室を希望する方へ



■大学院(修士課程、および 後期課程)入学希望者

 2008年度から,修士課程,および博士後期課程ともに募集します.修士課程は研究室説明会(詳細は「お知らせ」参照)を実施しますので,必ずそれに参加してください.なお,説明会参加希望の方は,以下の項目をご記入の上,メール(ssuzuki★waseda.jp  ★を@に替えて送信)にてお知らせ下さい.
なお,博士後期課程入学希望の方は,直接メールにてお問い合わせください.



 1.氏名
 2.現所属
 3.連絡先(メールアドレス)
 4.志望する研究内容と将来展望(卒業後の進路や活動など)
 5.簡単なプロフィール
 6.その他,アピールしたい点